今さら聞けないeスポーツ|レースゲームとは?おすすめのタイトルと競技シーンについてご紹介!

COLUMN

今さら聞けないeスポーツ記念すべき第10回!今回のテーマはレーシングゲームについてご紹介したいと思います!

「レーシングゲームってゲームセンターにあるイメージが強い」
「eスポーツシーンでは盛り上がってるの?」
「どんなタイトルが人気なの?」

ジャンルとしては知っているけど、競技シーンはあまり知らない…。

そんな人も多いのではないでしょうか?今回もeスポーツ入門メディアとして、そんな方に向けた解説記事となっているので、ぜひご参考にしてみてくださいね!

そもそもレーシングゲームとは?

名称からわかるように、モータースポーツをルーツとしたゲームで、レースへ参加し優勝を目指します。

速さを競うことはもちろん、憧れのスポーツカーやバイクといった乗り物を自分の手でカスタマイズし、世界各国の有名サーキットで走行させることができる。ゲームとしての楽しさはもちろん、乗り物好きの夢を叶える要素が盛りだくさんのジャンルになっています。

家庭用ゲーム機ならコントローラー、パソコンならキーボードと一般的なデバイスでの操作も可能ですが、大会に出場するようなコアなゲーマーたちは「ハンドルコントローラー(通称、ハンコン)」と呼ばれる、レーシングカーの車内を再現したようなシートとハンドル、レバーで操作できるデバイスを用いてプレイするのも特徴です。

また、海外ではF1ドライバーがeスポーツチームを結成したり、逆にeスポーツプレイヤーが自動車メーカーのテストドライバーとして採用されたり、自動車業界とeスポーツ業界が相互に助け合いながら発展しているジャンルのゲームでもあります。

おすすめの人気タイトル

『F1』シリーズ

F1公式タイトルとして認定もされているのが『F1』シリーズ。

リアルな再現にこだわっており、パーツの劣化や故障、シフトミッションの操作にも消耗や故障します。その分、繊細な操作や細かい気配りをしないといけないため、慣れるまでに時間はかかりますが、本格派、リアル志向な方に向いている作品と言えます。

海外の大会にはメルセデスベンツやレッドブルなど、名だたる企業が参加しており、大きな盛り上がりを見せています。

『グランツーリスモ』シリーズ

『F1』シリーズと同じく、レースゲームの中ではとても有名なのが『グランツーリスモ』シリーズ。

シリーズ作である『グランツーリスモSPORTS』は、今年10月に茨城県で行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2109 IBARAKI」にも採用されており、国内外で高い人気を誇っています。

その特徴は多種多様な車種を、比較的かんたんな操作で楽しむこと。オンライン対戦が活発なタイトルとしても有名で、レースゲーム初心者の方や、わいわいと人との繋がりを感じながら楽しみたいという方にオススメのタイトルです。

『WRC』シリーズ

これまで紹介してきたタイトルはレース用に舗装されたサーキット会場を舞台にレースをするものでしたが、『WRC』シリーズはダート(舗装されていない道路)や公道でタイムを競うタイトルです。

道が舗装されていないため、振動で視点は激しく動き、音声には砂利や摩擦音が入っていたり、コ・ドライバー(Co-Driver:助手席で道の案内や走行のサポートをする人)が音声で指示をしてくれるラリー特有の楽しみの味わえるタイトルとなっています。

まだまだ成長の見込みのあるジャンル!

今さら聞けないeスポーツ、レースゲーム編いかがでしたでしょうか。

プロのeスポーツ選手が自動車メーカーのテストドライバーへ採用されたりと、ゲームと現実世界が融合する事例もご紹介しました。「若者の車離れ」解決のヒントもeスポーツにはたくさん潜んでいそうですよね!

今回のコラムを読んで少しでもご興味をもった方はゲームを遊んだり、大会を観戦しにいってみてはいかがでしょう。

では、また次回のコラムでお会いしましょう!