ついに決着!「ストリートファイターリーグ:Pro-JP operated by RAGE グランドファイナル」世界へと駒を進めたのはマゴスカーレットとネモオーロラ!
今回は先日行われた「ストリートファイターリーグ:Pro-JP operated by RAGE グランドファイナル」の様子をフォトレポートとしてお伝えしたいと思います。
「ストリートファイターリーグ:Pro-JP operated by RAGE」とは?
『ストリートファイターⅤ アーケードエディション』を使用した、3on3の団体リーグ戦!
日本eスポーツ連合(JeSU)から発行されるプロライセンスを持ち、誰もが認める実力とカリスマ性をもつチームリーダー6名が、日本全国、様々な大会を勝ち抜いてきたプレイヤーたちから2名ずつメンバーを選出し、チーム一丸となって優勝を目指します。
リーグ上位チームには、賞金とアメリカで開催されている「ストリートファイターリーグ Pro-US」の上位チームと世界最強を決める「ストリートファイターリーグ ワールドチャンピオンシップ 2019 」への挑戦権を獲得します。
また、今回のリーグに特別ルールとして設けられたのが「BANルール」。
指定した相手キャラクターの使用を禁止するルールで、発表は対戦直前まで明かされません。
誰のキャラクターを禁止するのか、自分たちはどのキャラクターがつかえなくなるのか、そしてどんな対策を講じていくのか。
駆け引きと戦略がぶつかりあうとてもユニークなルールです。
大会観戦レポート
会場となったのは、品川プリンスホテル内にあるクラブeX。
余談となりますが、以前表参道ヒルズで開催された「RAGE ブロスタ日本代表決定戦」や今回の品川プリンスホテルのような、普段ゲームとはかけ離れた場所で、eスポーツの大会が開催されることは、eスポーツが少しずつ社会に認知されていっているのかな〜と、なんだか嬉しくなりましたね…!
オープニングにはお笑いコンビ「NOモーション」が出演。ストリートファイターⅡのモノマネで会場を盛り上げました。
そしてついに始まったグランドファイナル初戦。対戦したのは、リーグ2位通過の「ネモオーロラ」対3位「ふ〜どガイア」。
リーグ開始から過去2回の対戦結果は1勝1敗と互角の両者が、BAN対象にしたのは、キチパーム選手のザンギエフとふ~どの選手のバーディー。
実はリーグ第1節にも同じBAN構成になり、ふ〜ど選手が勝利していました。
しかし、「これもネモオーロラの戦略!」と語る解説のハメコ。氏。
キチパーム選手のザンギエフへのBANを集めることにより、メインキャラクターをつかえるネモ選手・ジョン竹内選手がしっかりと勝利を重ねることでポイントを獲得することを狙いとしているとのこと!
準決勝を制したのは、ネモオーロラ!
作戦通り、BAN対象となったキチパーム選手を先鋒として起用し、負けたポイントも竹内ジョン選手とネモ選手で取り返しました。
決勝前には30分のインターバルがあり、ゲストへのインタビューやNOモーションのふたりとフリープレイエリア対戦出来たりと試合だけじゃなく楽しめる大会となっていました。
迎えた最終決戦。
リーグ第3節、第6節で対戦した両者。その時はネモオーロラは竹内ジョン選手のラシード、マゴスカーレットはユージ選手の春麗をBANされていましたが、決勝では、まちゃぼー選手のメインキャラクターネカリと、キチパーム選手のメインキャラクターザンギエフ。 お互いどんな戦略を講じるのかが対戦の鍵となりました。
3巡目まで続いた激戦の末勝利を勝ちとったのはマゴスカーレット!
1巡目で3連勝をしたマゴスカーレットは、そのまま勢いに乗りたかったものの、2巡目でまちゃぼー選手がまさかの敗北。 その後の2ゲームも連続して取られ、あと1ポイントというところで流れはネモスカーレット変わったようにも感じましたが、「俺に任せろ」とチームリーダーであるマゴ選手が勝利し、見事優勝を飾りました。
優勝したマゴスカーレットと準優勝のネモオーロラには優勝賞金のほか、12/14(日)にロサンゼルスで行われる「ストリートファイターリーグ ワールドチャンピオンシップ」への出場権が授与されました。
そして、世界大会を前にまさかの新ルール「SHIELD」システムの発表が!
その内容は、SHIELDで指定したキャラクターを相手チームがBAN対象に指定した場合、BANが無効化されるというもの。
各チームに与えられる「SHILD」は1回、「BAN」の回数は2回に増加されました。うまくいけば相手のBANを無効化し、実力の発揮できるメインキャラクターを使用できますが、読みを間違えると2体のキャラクターが使用不可になります。
今回のストリートファイターリーグを大いに試合を盛り上げた「BANシステム」ですが、特定選手へのBANが集中したことにより(キチパーム選手のザンギエフやまちゃぼー選手のネカリ)サブキャラでの対応を迫られる場面も多く見られました。
そういった場面への対策や、試験的な試みとして実装された「SHIELD」システム。これが日米対決へどう影響を与えるのか…今からとても楽しみです!
今回優勝したマゴスカーレットと、準優勝のネモオーロラ、そしてアメリカ代表が世界最強の座をめぐって戦う「ストリートファイターリーグ ワールドチャンピオンシップ」、そして個人戦最強を決める「Capcom Cup 2019」 は日本時間12/14(土),12/15(日)26時からYouTube,Twitchにて日本語実況生配信されます。
今年のストリートファイターの最終決戦!
みなさんで日本勢を応援しましょう!