今さら聞けないeスポーツ|パズルゲームとは?おすすめのタイトルを簡単紹介

COLUMN

今さら聞けないeスポーツ第11回目!今回はパズルゲームについてご紹介したいと思います。

「パズルゲーム」と「eスポーツ」。馴染みのない方からすると違和感を感じるかもしれません。しかし、『ぷよぷよ』や『テトリス』といったタイトルで一度でも遊んだことのある方はどういうものなのか、その概要はなんとなくつかめるのではないでしょうか。

この記事ではそんなパズルゲームの概要や勝利条件と、eスポーツシーンではどんなタイトルが親しまれているのか確認してみましょう。

パズルゲームとは?

タイトルごとにルールは多少異なるものの、カテゴリとしてのルールをかんたんに説明すると、「相手より早くパズルを攻略すること」が勝利に繋がります。

素早くパズルを攻略することで、相手のプレイ画面に妨害ギミックを送り込み、攻略難易度をあげたり、困惑させることができます。

「どこで相手を妨害するか」「相手の妨害に対してどうやって逆転するか」パズルというシンプルなゲームに戦略性や読み合い要素が加わったのが、パズルゲームの大きな特徴でしょう。

おすすめのタイトルをご紹介

さて、それではここからはパズルゲームの中でも有名なタイトルについてご紹介したいと思います。

テトリス

1954年にコンピューターとしてリリースされた初代落ちものパズルゲームが『テトリス』で、後にリリースされる多くのパズルゲームの原型になりました。

画面上部から落下してくる7種類のパーツを長方形のプレイ画面に積み上げていきます。パーツは画面に横一列敷き詰めると消滅し、ポイントとして加点されます。

ソロモードではひたすら積み重ねと消滅を繰り返し、高得点を目指しますが、対戦モードでは相手に妨害ブロックを送りつけることができ、画面外まで積み上げて、これ以上プレイ不可能になった方が負けとなります。

世界大会が開かれたりと世界中に根強いファンをもつタイトルです。

ぷよぷよ

1991年に株式会社コンパイルから発売され、現在でもアーケードやさまざまなハードで親しまれているタイトルがぷよぷよです。

ルールはシンプルで、5色の「ぷよ」を4つ以上繋げるというもので、先述したテトリスから着想を得て作られたパズルゲームです。

現在日本のeスポーツシーンではJeSUの認定タイトルにも指定されている『ぷよぷよeスポーツ』で、通常のルールに加えて気軽にトーナメント形式の対戦ができるモードが追加されています。

パズル&ドラゴンズ(パズドラ)

ここまで紹介してきた2つのタイトルは歴史の長いタイトルでしたが、スマートフォンが主流となってきた2012年にリリースされたのが、『パズル&ドラゴン(以下、パズドラ)』です。

従来のパズル要素に、モンスターの育成要素を加えたパズルRPGとなっています。パズルを攻略し、ドロップを消滅することで、モンスターの攻撃力がアップし、各ステージに現れるモンスターの討伐を目指すゲーム。

  • 能力やビジュアルの異なるモンスター
  • 豊富なクエスト
  • 限定モンスターやダンジョン

パズル以外にも楽しめる要素が豊富な人気タイトルです。

カジュアル層も多く、成長の見込みあり

第11回目の今回はパズルゲームについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

どれもシンプルなルールながらも、自分や相手の状況を考えながら、戦略的に積み上げたり、時には崩していったりと実に奥の深いゲームです。

『パズドラ』『ぷよぷよ』はJeSUの認定タイトルにも選ばれていることから、eスポーツを活用して地域活性化を目指す自治体や企業、そしてその他カジュアル層向けのeスポーツイベントや大会など、多くの場で親しまれるゲームカテゴリーと言えるでしょう。

では、今回はここまで。

また次回お会いしましょう!