LoLの運営元「Riot Games」が5対5の新作FPS「VALORANT」を2020年夏にリリースすることを発表

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人気MOBAゲーム「League of Legends」を運営する「ライアットゲームズ」が、5対5の新作タクティカルシューター「VALORANT(ヴァロラント)」を2020年夏にリリースすることを発表しました。

「VALORANT」は以前「プロジェクトA」というコードネームで発表があった、新規FPSタイトルになります。

「VALORANT」概要

「VALORANT(ヴァロラント)」はキャラクター要素と競技性を備えた、5対5のPC向けタクティカルFPSです。精確な技術、一か八かの勝負に出る度胸、常に一撃死の危険が伴う緊張感、そして、一瞬のひらめきから生まれる斬新なプレイがゲームのコアとなります。

「VALORANT」の試合ではまず全プレイヤーがマッチで使用する「エージェント」と呼ばれるキャラクターを選択し、その後、攻撃側と防御側に分かれて最大24ラウンドまでの対戦に臨みます。

「VALORANT」の舞台は近未来の地球。プレイヤーは、実在する土地や文化圏からやってきた様々な「エージェント」たちから一人を選んでプレイします。このエージェントたちはそれぞれが持つ独自の能力を、情報収集や拠点の防衛、索敵のための偵察、防御地点の突破、陣地の防衛などに活用することができます。そしてこの能力によって、普通ではありえないようなチャンスも狙えるようになります。

「VALORANT」の特徴

●精密で危険、そして高品質な銃撃戦

ハンドガンで安定した照準を行えるプレイヤーが、狙いの定まらないスナイパーを常に制する。それがこのゲームです。『VALORANT』の戦闘はミリ秒単位で決着することすらあり、キルタイムも短く(ヘッドショットの場合はほぼ一撃死、ライフルであれば3~4発で死亡)、さらに銃のリコイルも強烈です。たった一発の銃弾ですべてを変えることも不可能ではありません。

●多種多様な銃器の数々

全エージェントがすべての銃を使用でき、また銃はすべてラウンドごとに購入することができます。それぞれの銃には固有の戦略的利点だけでなく、リコイルのコントロールや携行すべき状況の見極めといった習得すべき要素も備わっています。

●特殊な能力を持つ「エージェント」たち

彼らの能力は「必殺技」ではなく、情報収集や作戦のサポートなど、あくまで銃撃戦の補助となるようにデザインされています。そのため、状況に対するアプローチの手法も、エージェントとその能力によって様々なのです。

●長期的なプレイに耐えうる、競技向けに調整されたマップの数々

「VALORANT」ではすべてのマップが様々な作戦やチーム編成でプレイできるようにデザインされており、長くプレイし続け、習熟し続けることができます。

●世界の存亡をかけた戦いに「VALORANT」チームが立ち上がる

超能力を備えた百戦錬磨のエージェントたちが世界中から集結し、迫り来る人類存亡の一大危機に立ち向かう。それが『VALORANT』の世界です。

●チックレート128Hzの無料専用サーバーを、全プレイヤーに

さらに「VALORANT」のゲームサーバーでは、全プレイヤーの動作を「128fps」にアップサンプリングしているため、インターネット接続の影響で対戦相手の動きにラグが発生しているような場合でも、ゲームサーバーが自動で128fpsの滑らかな動きにアップスケールされています。

●35ms以下のPingを、全世界で70%以上のプレイヤーに

2014年、ライアットゲームズは自社ゲームの通信速度向上のため、「Riot Direct」と呼ばれるISPとのピアリング契約を開始。現在このRiot Directは「VALORANT」プレイヤーのために、世界35都市にPoPを持つグローバルなバックホール回線を確保。

その結果として(一般的な大都市圏よりも低い)「35ms以下のPingを全世界のプレイヤーの最低でも70%に提供する」のみにとどまらず、切断されたルートや過負荷に陥っているルートの修復機能、ならびに新規サーキットの追加機能によって今後のプレイヤー数の拡大にも対応していく予定となっています。

●ゲームエンジンに組み込まれたウォールハック対策「戦場の霧」

ウォールハックへの対抗手段として、「VALORANT」には他プレイヤーに視線が通る寸前までそのプレイヤーの位置が表示されない、「戦場の霧」と呼ばれる独自システムが導入されています。

●サーバー権威型のゲーム構造

『VALORANT』はすべての試合がサーバー権威型となっているため、プレイヤーがスピードハックやテレポートといったチートで試合結果を左右することはできません。

●ライアットゲームズ独自のチート検知システム「Vanguard」

「VALORANT」ではチート検知メソッドの常時更新とチート使用者の即処分が可能な新開発のチート検知ツール「Vanguard」を採用しており、さらに「リーグ・オブ・レジェンド」の不正防止システムも併用しています。なお試合中にチート使用者が検知された場合、試合はその場で中止となりますが、他のプレイヤーに処分が下されることはありません。

ハードウェア要件

●推奨スペック(60 fps)
CPU:Intel i3-4150
GPU:Geforce GT 730

●ハイエンドスペック(144 fps以上)
CPU:Intel Core i5-4460 3.2GHz
GPU:GTX 1050 Ti

●最低スペック(30fps)
CPU:Intel i3-370M
GPU:Intel HD 3000

●推奨ハードウェア環境
Windows 7 / 8 / 10 (64-bit)
4GB RAM
1GB VRAM

●デベロッパー/パブリッシャー
ライアットゲームズ

●プラットフォーム
PC

●サービス開始時期
2020年

●価格
基本プレイ無料

公式ページVALORANT: ライアットゲームズによる、キャラクター要素と競技性を備えた5v5対戦型タクティカルシューター