『Dota 2』世界大会の賞金総額が3000万ドル(約32億円)を突破、どこまで増え続けるかに注目

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記事提供 SHIBUYA GAME

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引用元:THE ESPORTS OBSERVER

『Dota 2』の世界大会である「The International 2019」の賞金総額が、3000万ドルを突破しました。これは開催の迫る『Fortnite』の世界大会、「Fortnite World Cup Finals」の賞金総額を超えたことになります。

「The International 2019」の賞金は主にクラウドファンディングに近い形式で集められています。『Dota 2』のパブリッシャーであるValveが最初の160万ドルを寄付し、残りは『Dota 2』内で販売されているバトルパスの売り上げから提供されます。ファンはバトルパスを購入することでゲーム内のコンテンツを解禁できるほか、様々な特典が受けられます。

「The International 2019」の賞金総額は2019年7月23日(火)時点で3020万ドルに達しており、昨年の2550万ドルを大幅に上回っています。賞金総額は8月25日(日)に実際のトーナメントが終了するまで、さらに増え続けることになります。

Valveが2013年にバトルパスを発表してから「The International」は、前年の賞金総額を上回り続けています。また、各大会は単一のeスポーツイベントとして最高額の賞金の記録を打ち立てました。昨年の「The International 2018」の優勝チームであるOGは、2550万ドルの賞金のうち、1120万ドルを獲得しています。

「The International 2019」の賞金総額の急増は、eスポーツの世界的な盛り上がりを表しているといえるでしょう。また、最終的な賞金総額がいくらになるのか、その賞金をどのチームが手にすることになるのか、目を離すことができない大会となりそうです。

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