今さら聞けないeスポーツ|MOBAとは?日本でもおすすめのタイトルは?

COLUMN

今さら聞けないeスポーツ、第6回はMOBAの紹介です!

「MOBA?何それ?」
「聞いたことあるけど、なんだか難しそう…」

今回もそんな気になるけど遊んだことのない方に向けて、MOBAの基礎からその魅力、人気のタイトルについてしっかりご紹介していきたいと思います!

将棋に似ている?そもそもMOBAとは?

MOBAとは「Multiplayer Online Buttle Arena」の略称で、3対3や5対5のチームで敵拠点の制圧を目指すゲームジャンルを指します。

陣取りゲームのようなシンプルな勝利条件ながらも、複数の役割をもつキャラクタやギミックの異なるステージなど、攻略には戦略性が求められます。

もちろんキャラクターはプレイヤー自身が操作するので、自分の攻撃範囲と相手の攻撃を受けない距離感の調節や、コマンドスキルのタイミングなど、プレイヤースキルも欠かせません。

能力の異なるキャラクターや操作スキルは一般的なeスポーツに採用されるゲームに共通する要素ですが、MOBAの最大の特徴は「キャラクターをリアルタイムで成長させていくこと」です。

試合開始時、すベてのキャラクターはレベル1からスタートします。そこからNPCや敵の討伐で手に入る経験値やお金でスキルの強化や装備の購入を行い、キャラクターを強化し、勝利を目指します。

事前に用意した戦略がうまくいくとは限らないこと、戦況に応じた強化や行動の選択が求められるという点で、MOBAは将棋に近いものがあるとも言われています。

MOBAの代表的なタイトル

League of Legends

配信プラットフォームTwitchやSteamで常に人気上位に入っており、MOBAの中でも人気の高いのが「League of Legends(以下、LOL)」。

2009年にRiot Gamesから配信され、のちに開発される数多くのMOBAのもとにもなった作品です。

日本でも2014年に「League of Legends Japan League」が発足されました。

Dota2

世界大会の賞金総額はなんと32億円相当と圧倒的な賞金規模で、eスポーツに関心のある方なら一度は聞いたことがあるタイトルではないでしょうか。

アメリカのValve Corporationから2013年にリリースされ、年々追加されるヒーローは100種類以上と幅広い戦略が展開されるのが特徴のタイトルです。

最近ではモバイルアプリも配信されている

もともとPC発祥のジャンルだったMOBAだが、最近ではモバイルアプリも配信されている。操作性を損なうことなく楽しめることからファンの多いタイトルを2つご紹介します!

Vainglory

2014に配信され、モバイルアプリ発祥のMOBAとして日本でも高い人気を誇るのが「Vaingroly」。

MOBAの基本である3vs3、5vs5の対戦モードのほかにも試合時間の短い「クイックモード」や「電撃モード」といったさまざまな楽しみ方ができるのも特徴。

アメリカのカリフォルに本社を置くSuper Evil Megacorpによって開発されたタイトルで、2019年2月にはPC版もリリースされるなど、積極的にサービス展開を行なっているタイトルです。

王者英耀

中国のインターネットサービスを手がけるTencentが2015年に配信し、2億ダウンロードを突破、その人気から中国国内で社会現象も巻き起こしたのが「王者栄耀」。

グローバル版としては「Arena of Valor」というタイトルで配信されており、昨年にはNintendo Swich向けに配信されました。

PCとモバイル。異なるプラットフォームで進化を続けるゲームジャンル

今さら聞けないeスポーツ、MOBA編いかがでしたでしょうか。

MOBAもバトルロイヤルと同じようにPCから生まれ、モバイルへと移行しながらそれぞれのプラットフォームでファンを獲得し続けている成長ジャンルです。

大会規模が大きなタイトルもあることから、これから新たに参入する企業やプレイヤーが現れるかもしれません。国内のMOBAシーンの盛り上がりにも期待したいですね!