今さら聞けないeスポーツ|RTSってなに?基礎知識とおすすめのタイトルを紹介!

今さら聞けないeスポーツ、第9回となる今回のテーマは「RTS(Real-time Strategy )」。
「RTS…なにそれ?」
「eスポーツ競技なの?」
個人的なイメージとして、RTSは好きな人はとことん好きだけど、知らない人は全く知らない…そんなイメージがあります。
今回はそんなRTSについての基礎知識と、とくに有名な作品についてご紹介したいと思います。あまり日本では馴染みのない人も多いジャンルのゲームですが根強いファンが没頭してしまうその魅力に迫ってみましょう!
RTSとは?
冒頭でも少し触れましたが、RTSは「Real-time Strategy」の略称です。
カードゲームのようなじっくり戦略を考えてから行動するターン制ではなく、戦場を自由に行動しながらNPCや対戦相手との攻防や駆け引きを繰り返しつつ、敵拠点の破壊を目指すゲームジャンルを指します。
MOBAと同じように、対戦ごとにゲーム環境はリセットされることに加え
- 資源の調達
- 兵士(モンスター)の生産に必要な施設の建設
- 防衛施設の建設
- 各リソースの強化
などなど、とてもやらなければ多く、試合時間が比較的長いのもRTSのひとつの特徴。
おすすめのRTSタイトル
さて、ここからはRTSの中でも競技シーンでとくに人気のあるタイトルを2つご紹介したいと思います。
Star Craft 2
1998年にアメリカのゲーム会社ブリザードから販売され、今もなお多くのプレイヤーに愛されている人気タイトルが『Star Craft』です。SFの世界を舞台にしたタイトルとなっており、「テラン」「ザーク」「プロトス」と異なる特徴をもつ3つの種族の中から1つを選び、相手拠点の破壊を目指します。
初めて聞いた、という方もいるかもしれませんが、前作の『Star Craft』から合わせると20年以上も遊ばれているタイトルで、RTSの中では特に人気の高い作品となっています。
Warcraft Ⅲ
2002年にStar Craftの姉妹作として同じくブリザードが販売されたのがWarcraft Ⅲです。
基本的はルールは変わらず、Star CraftがリアルなSFの世界を舞台にしていたのに対し、Warcraftは人間、ドワーフ、エルフ、ナイトエルフ、オーク、アンデッドといった剣と魔法のファンタジーな世界観が特徴。
余談ですが、Warcraftの世界観はMMORPGの『World of Warcraft』、DTCGの『Hearthstone』にも反映されています。
はじめての方にはスマホアプリがおすすめ
第9回となる今回はRTSについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ルールや戦術、施設やユニットの性能や相性など、覚えておくべき要素が多く、なかなか始めにくいようにも感じますが、最近ではスマホアプリでも様々なストラテジーゲームが配信されており、日本全国や世界のプレイヤーと対戦できるものがほとんどです。
この記事内で紹介した動画をみて、興味はあるけどこんなに試合が長いものはちょっと難しいぞ、まずはカジュアルな作品に触れてみたいと感じた方はスマホアプリから始めてみることをおすすめします。
次回は記念すべき10回目のコラム!次回もお楽しみに!
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